仙台 86日目
7月15日、道の駅上品の郷にて起床。朝から蚊に刺されまくって不愉快だ。テントを張るのをめんどくさがった自分が100%悪いのだが。それにしても蚊はなんで痒い成分を流し込んでくるんだろう。痛みと正面から向き合って欲しい。逃げるな。
そんな事をしていたらヒッチハイカーの人は先に車を捕まえて出発し、チャリダー3人組で走り出すことにする。目指すは日本三景の一つ、松島。道中は少しずつ都会感が増してくる。
そして松島四大観の一つ、「壮観」大高森に着く。少し山を登って開けた松島の景色はたしかに壮観だった。ちなみに後の三つは「麗観」「偉観」「幽観」である。
曇りなのが大変悔やまれる。それでも素晴らしい景色だった。その後は松島の街へ。ここでチャリダーの方とはお別れし、二人で仙台を目指す。道中にもう一つの四大観があったため寄る。「幽観」の扇谷である。
ここも幽観の名に相応しい景色、雰囲気であった。ほかのところに比べると地味だが、またそれが幽の感じを出していた。
その後は塩竈市、多賀城市を経て仙台へ。多賀城市で堀くんとはお別れ。長い間一緒に走っていたので少し寂しさもある。しかし、またどこかで会うことだろう。
仙台では高校の先輩の世話になる。東京のバイト先でも世話になっていたのでかれこれ5年の付き合いだ。牛タンを奢ってもらい、酒をしこたま呑んで極楽気分に。家があるって幸せだな。
走行距離 65.1キロ
道の駅上品の郷→松島→やすくん家