125・126日目 停滞&名古屋突入
8月23日は雨のため停滞。それとなぜか身体が重い。軟弱軟弱！！！
夜には雨が上がったので浜松駅の周りを歩いてみる。そこら中に餃子の看板が見えたが宿泊費が結構かさんでいるのでグッと我慢する。
8月24日、天気も良く出発。早速本来の目的地であった浜名湖に到着。
進行方向的に右に浜名湖があったのだが東海道新幹線の線路があるため全然見えなかった。もったいない。
浜名湖をあとにすると潮見坂へ。ここが本日の行程で唯一キツイところである。しかし今までの峠やら何やらに比べれば楽勝。と思っていたがギアの変速がどうやらおかしい。歯飛びといって噛み合わない状態が続く。この違和感は箱根から感じていたが楽観的に考えていた。しかしここに来て無視できない状態まで悪化する。違和感無く使えるギアが比較的重いギアのみになり予想外の負担になってしまう。
なんとか気合いで登りきり、県境を越え、愛知県へ。ここで国道42号線と出会い、ヨツヤナギの42だー！わーいわーいと無邪気に喜ぶ。この後紀伊半島で散々苦しめられるとも知らずに。
岡崎市では徳川家康の生まれた城である岡崎城に寄る。思ったよりも立派なお城でテンションが上がる。
武田信玄に負けて脱糞しながら逃げ帰った家康さんに勇気をもらいつつ名古屋に向かって再び漕ぎ出す。
そして夕方にやっと名古屋に辿り着き、大学の後輩の女の子と合流する。たまたま名古屋に帰省中だったらしい。その後本日の宿であるゲストハウス、音速別荘に投宿。
後輩としばらく名古屋駅の辺りで話し、別れた後僕は自転車の修理へ向かう。
これで向かったわけではない。念のため。
しかし天下のy'sロードさんでは無理だと言われてしまう。もう一軒の自転車屋さんでも無理だと言われテンションが一気にガタ落ち。リアルでしばらく道端で立ち尽くしていた。
夜には名古屋グランパス対横浜F・マリノスの試合を観に来ていた熱狂的マリノスサポーターの友達とメシを食い、なんとか気持ちを整える。しかし彼が帰った後の寂しさはなんとも言えないものだった。途中のコンビニでお酒を買ってトボトボ宿へ帰る。
すると宿の前のテラスで飲み会をやっているではないか！旅人だけで無く色々な人と話しているとだんだん気持ちも上がってくる。結局夜中深くまで話し込んでしまった。名古屋のディープな話題も聞けたし。いい宿を選んだな、とふと思った。
走行距離 104キロ
