レッツ田植え 38日目
5月27日
この日は昨日出会った嘉門さんの軽トラに乗って少し内陸の北竜町へ行き田植えの手伝いをする。米どころ新潟出身ではあるが、田植えの経験はほとんどない。そのため自ら経験しようと思った次第である。
到着して早速お仕事。軽トラにハウスで育った苗を載せていく。一つ一つが根を張っているため地面から引き離す時に若干コツがいる。
満杯に載せ終わったら水をかけて田んぼへ。田んぼでは田植え機にそれらの苗を載せて、苗がなくなった皿を受け取る。そしてその皿を川で洗い、軽トラを移動させて次の受け渡しに備える。文章で書くと簡単だが一つ一つの作業がスピーディーかつ確実に行われるため、初心者の僕はよく観察しながら邪魔にならないように次の動作を考えながら手伝う。次の作業を想定しながら作業することは東京での3年間のアルバイトで割りかしできるようになったが、それがここでも活かせるとは思ってもみなかった。
休憩も挟みながら作業を進め、お昼もお家で頂き、午後も同じ作業を行う。ひたすら無心で作業するのはとても楽しかった。
そして最後の田んぼの一枚が終わり。今年の田植えはこれにて終了。
作業が終わった後は近くの温泉へ。一緒に作業していたおばぁちゃんがチケットをくれたのでタダで入れた。ありがとう!ばぁちゃん!
温泉の後はみんなで夕飯。海鮮から肉からそばまで腹一杯美味しいものを食べさせて頂き、最後にお給料まで頂いた。本当にこんなぽっと出の僕にありがとうございました!
再び嘉門さんの軽トラに乗って増毛に。増毛に戻ったら一休さんはスナックでベロベロでした。久しぶりに歌った。歌った曲は尾崎豊で「僕が僕であるために」。嘉門さんは奥田民生で「さすらい」、一休さんはさだまさしで「風に立つライオン」を歌った。最高の一日であった。