151日目 怒りの岡山
9月18日、公園にて起床。どうやらこの公園、ポケモンGOのスポットらしく夜中もひっきりなしに車が出入りしていた。まぁ自分もポケモンGOユーザーなのだが。
朝から峠を越す。峠の頂上には鉄人達の像があった。
彼らはかの有名な赤穂事件を伝えた早駕籠である。なんと江戸からここ赤穂まで4日半で駆け抜けたという。何という速さだろう。ここから忠臣蔵は始まったとも言える。
その後赤穂城へも行った。ここも朝早いため誰もいなかったがそれが幸いしゆっくり回れた。
赤穂城を後にし再び峠を越す。峠を越すと備前焼で有名な備前市に入り、ここからは岡山県である。
はっきり言うが岡山市街の交通マナーは今まで見てきた中で最低である。それ以外にも最低なところはあるが長くなるので割愛。もう自転車では二度と行かないであろう。今思い返しても腹わた煮え繰り返る。
そんなことがあったのでその後の倉敷もイマイチ楽しめなかった。たしかに綺麗ではあるのだがどこかテーマパーク感が否めない。特殊な技法が使われていたり、今は貴重な建築物なのだろうが、どこか見世物のようで人の生活が感じられない。
ちょっと消化不良を抱えつつ本日の目的地、道の駅笠岡へ。着いたのはもう真っ暗になった時で周りに何もないこの道の駅はちょっと怖かった。
外で夕飯のラーメンを作っていると星を撮りにきた地元の方に話しかけられ、しばらく話し込んだ。そして翌日瀬戸内海の島でキャンプすることになった。最低だった岡山の思い出が最後にいい形で終わったのでよかった。
走行距離 108キロ
道の駅相生→道の駅笠岡