157日目 うどん天国
9月24日、せっかくうどん県に入ったので今日はうどん屋を巡ろうと思う。
まず向かったのは山越。釜玉うどん発祥の店として知られる超人気店だ。ここに行く道中は言っては悪いが超田舎。交通の便もイマイチだし、本当に店が存在するのか不安になるレベル。
そんな不安を抱きつつ山越の近くまで来ると、そこにはたくさんの車が。しかもほとんどが県外ナンバーである。知らなかったらビビるレベルだった。しかし連休明けなのでこれでも少ない方らしい。連休時などはどれくらい混むのか考えるとちょっと恐ろしい。
店内に入り、名物のかまたまうどんをいただく。たしかに美味い。卵のまろやかさと出汁の塩気がマッチして、コシの強いうどんと調和している。こりゃ腹空かせてきた甲斐あったな。やはり空腹は最高の調味料である。
食べ終わって店を出る。次に向かうのは高松市街。30分ほど漕いで高松のモンベルや、イオンのスーパーなどで買い出しする。
やっぱり夕飯もうどんである。一番行きたかったうどん屋、うどん本陣山田屋へと向かう。もう日暮れで暗くなった高松の街を快走し山田屋へ。水曜どうでしょう好きの僕にとって山田屋は特別な場所である。
水曜どうでしょうの企画の中に四国八十八箇所を回る企画があるのだが、3回あったその企画のうち3回ともこのうどん屋に彼らは来ているのだ。見るたびに美味そうだなぁ、いつか食べたいなぁと思っていたのでついに夢が叶う。
うどん屋とは思えない豪華な店内で待つこと数分、思ったよりすぐ出てきたざるぶっかけうどん。
味は最高だった。コシの強いうどんと香りがいい出汁、それらをネギやしょう、天かす達がサポートし、すだちの香りがまたいいアクセントになっていた。まさにうどんの完成品と言ったものだろうか。
大満足し本日の野営地に移動。暗くなってからの移動だったが数キロだったので問題ない。
誰もいない公園の東屋にテントを張って就寝。
走行距離 55キロ
