185日目 九州上陸
10月21日、道の駅きららあじすにて起床。テントを片付け、昨日見れなかった道の駅内を散策する。全く知らない土地を知りたかった道の駅を見なさい。はい、名言出ました。
その後自転車に戻って出発の準備をしているとなんと二回も差し入れをもらった。山口の人は本当にあたたかい。ありがたく頂戴し元気をもらって走り出す。
昨日と同じようにここら辺は全く見所がない。悲しいけどこれ本当なのよね。
ただ山口まで来るとちょっとした南国感が出てきた。街に植わさる街路樹が南国っぽい。
その後下関に入る。ついに本州の端まで来た。海に沿った大きなカーブを曲がると現れる、どでかい関門橋。この海の下に我々自転車や歩行者が通れる人道トンネルがある。
さらに言うとこの海は壇ノ浦、そう平家終焉の地だ。この海に安徳天皇と平氏一門が眠っている。歴史的ロマンもある場所だ。
めでたくもアッサリ九州イン。九州ではどんなことが待っているのか楽しみで仕方ない。
その後地上に出ると怪しい風体の人が一人。その人は旅人界隈では有名な関門海峡の番人だった。これから先の道の情報や差し入れをいただき見送ってもらう。
レトロな門司港駅を横目に北九州市へ。小倉の駅前のネットカフェに到達。
このネットカフェではママチャリで日本一周している方と出会った。久々に旅人と出会いお互いの話に花が咲く。それにしてもママチャリとは、変態である。
走行距離 60キロ
道の駅きららあじす→小倉