4287のよろっと自転車日本一周旅

よろっと旅にでようや

本州再上陸の巻 76日目

 7月5日、フェリー内にて起床。朝の3時半に入港予定なので大分早起きである。自転車は車に先駆け、一番に出る。2ヶ月ぶりの本州の空気を胸いっぱいに吸い込み北海道とは微妙に変わった本州の雰囲気を感じる。フェリーを降りて新しい場所に来ると多少センチな気分になる。

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 流石に真っ暗なのでフェリーターミナルの中で寝させていただく。ほんの数時間だけ。夜が明けたらすぐに出ていくから少しだけ。

 

 と思っていたら昼まで寝過ごした。本当に申し訳ありませんでした。

 

 この時間から長距離走るのもめんどいので先ずは昼メシを食べる。向かったのは八食センター。八戸の少し内陸にある市場兼食堂の集まり。例えるならキレイな築地場外市場

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 そこで昼飯にマグロサーモン丼とオムライスを食べる。白米とマグロとサーモン、この組み合わせは絶妙。例えるならサイモンとガーファンクルのデュエット、ウッチャンに対するナンチャン。

 

 走りもしないのに食べすぎた後は八戸から一番近い道の駅はしかみへ向かう。階上と書いてはしかみと読む。国道45号を下る予定なのだがこの道は旅人泣かせ、修羅の道である。階上に向かう道はその修羅の道を予感させる道であった。いや、道道うるさいわ。

 

 例の道の駅、はしかみに到着したら間髪入れずにたこ焼き屋さんからおばちゃんが飛び出して来て手招きしている。手招きされたら向かうのが旅人。のこのこ近づいていくとおばちゃんが、「あんたらこの店の中に泊まっていき!!」とバリバリの関西弁で言ってくれた。その後はおばちゃんと店の中で談笑。このおばちゃんはたくさんの旅人を泊めてあげているみたいで手紙や写真が山のように出て来た。やはり関西系。間髪入れずにマシンガントークが飛び出してくる。

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 ありがたくこのお店の中に寝袋を敷かせてもらいあったかく眠る。夕飯にたこ焼きも置いていってくれた。おばちゃんの優しさに包まれながら就寝。

 

走行距離 21キロ

八戸フェリーターミナル→八食センター→道の駅はしかみ